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金融車について

一般的に言う金融車とは借金の形等に取られた車だと思われてますが、いま金融車と呼ばれてる車は、それだけでは無く色々な理由で名義変更の出来ない車を金融車と言います。また金融車の中には名義変更が出来ないだけでなく、車両の一時抹消や登録抹消、自動車税の税止め等で継続車検が取れない車もあるので気を付けたいですね。

金融車両を買う時に気を付けたいのが、まずは書類関係です。車の車検証、車検証の使用者の印鑑証明書、印鑑の捺印してある委任状と譲渡証明書の4点があると良いですね。これが無いと売買するときに売りにくくなります。
次は車の状態ですね。車は年式が古くなったり走行距離が増えると当然壊れやすくなってきます。一般的な車よりも雑に扱われてたり整備がされてなかったりしますので購入する時は気を付けたいですね。
最後に納税状況と違反の有無です。税金の滞納があると本税の他に滞納金があったり税止めになってたりします。
また駐車違反の違反金を納付していないと継続車検の時に代わりに納付しなくてはいけなくなります。他県での駐車違反ですと、違反した都道府県まで納付しに行かなければなりません。

抹消とは車両のナンバープレートや車検の有効期限が残っていたとしても、法律的に抹消登録車を乗っているのと同じことになります。この状態で道路を走っていて交通違反等で捕まってしまうと、車検切れ等の大きな点数の減点や多額の罰金の対象となってしまいます。

税止めとは原則、課税者のみしか出来ませんが極稀に所有者である信販会社やディーラーが税止めをします。理由としては税金の納付をしないと次回継続車検が受けれないからです。

では金融車に乗るのは違法なのか??通常、車を購入した場合15日以内に名義変更(移転登録)を管轄陸運支局に届け出なければいけませんが金融車はそれが出来ません。なぜかというと大体の車がローンの支払いが終わってないからです。ローンの支払いが終わり所有権解除をしてもらわないと名義変更は出来ません。また購入後、車の保管場所を車庫証明として管轄の警察署に届け出ることが義務付けられてます。これを大体の方はやらないので、この2点で違法性に問われることが極稀にあると思います。

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